Postever 2

明けましておめでとうと言うには遅くなってしまいました。

PostEver 2の紹介です。

みなさん、日記はつけていますか?
寝る前に一日を振り返るのは面倒とか、写真も保存したいとか、一気に書くんじゃなくてその都度書きたいとか、複数の端末で見たいとか
そんな要望を満たしてくれるのがこのPostever2です。

平たく言うとこのPostever2はEvernoteへの投稿アプリなので、Evernoteについてから説明します。
長いので見なくていい人は下の画像があるところまでスクロールお願いします。

Evernoteはオンラインストレージと呼ばれるものの一つで、ネット上にSDやHDDが存在し、自由にアップロードやダウンロードできるというものです。
PCからオンラインストレージにファイルをアップしておくことで、複数の端末からそのファイルを参照したり、オンライン上にファイルを置くことで、現実のPCやスマートフォンが壊れたときのバックアップの場所にしておいたりと、そんな使い方が出来ます。

他にもDropboxやGooglesyncなど多数あり、私もDropsyncというアプリを使うことで、Dropboxを同期やバックアップに利用しています。

さてEvernoteが他のサービスと違うのは、データの置き方です。
Dropboxでは1個大きなフォルダがあり、後はその中に自由にフォルダやファイルを置くという形になっています。

それに対してEvernoteでは、複数のノートブックが存在し、それぞれの中にまたノートが存在します。
イメージとしてはノートブックがルーズリーフバインダーで、ノートがルーズリーフでしょうか。
ランチというノートブックの中にラーメンというノートを作り、各店のノートを纏めていき、うどんというノートを作り、、、という整理の仕方が出来ます。
そしてファイルはテキスト、pdf、画像、音声、全てそのノートに貼り付けるというイメージで、アップすることになります。
また各ノートにタグを付けることもできます。

また、Dropboxなどは無料で使用できる容量が決まっており、その制限内ならいつでもアップしたりダウンロードしたり削除したり出来ますが、Evernoteは月毎のアップロード出来る容量が決まっています。
つまり1月でアップロードする容量さえ守れば、合計でいくらでもアップロードすることが可能なので、少しずつ長く使うのなら容量を気にする必要がありません。

リンクを貼っていいのか分からないのでタイトルだけ書きますが、"単純作業に心を込めて"というブログでクラウドサービスなどの活用方法が丁寧に書かれています。
検索すると一番上に出てくると思うので、Evernoteに興味はあるけど、何に使えば分からないという方にはオススメです。

さて長くなりましたが、このEvernoteを日記や備忘録として利用するのがPostever 2です。



f:id:ceram:20150111165531j:plain

これが、Postever 2の起動直後の画面です。
上のTitleの欄のみデフォルトではありません。
ちなみに初回のみEvernoteへのアクセス許可が求められます。
画面真ん中の複数のアイコンがある内の一番左が設定画面です。



f:id:ceram:20150111165943j:plain

私はタイトル入力欄の表示にチェックを入れています。

一番上のPostEverエンジンというのがこのアプリの肝です。

Titleは日付が入力されており、0時を迎えると更新されます。(変更可能)
そして自由にテキストを入力した後に一番右の→を押すことでEvernoteに投稿されるのですが、複数回に分けて送っても、上のタイトルが同じなら、同じノートに送られます。
つまり、1日の朝、昼、夜にそれぞれ投稿して、ノートを見返すと纏めてくれているのです。
twitterで1日毎のツイートが1ページ毎に纏められていくというイメージです。



f:id:ceram:20150111170651j:plain

もちろん画像も張り付け可能で、左から3番目のアイコンがギャラリーを起動させ、端末内の画像から選択、左から4番目のアイコンがカメラ起動です。



f:id:ceram:20150111171106j:plain

また左から2番目がチェックボックス、5番目がボイスメモのための録音起動、6番目が現在地貼り付けになっています。
よって何も考えずに使えば、タイトルは毎日その日付に更新され、一日のうちに送信したテキストや画像が時刻付きで一日毎のノートに纏められていくことになります。
Evernoteなので検索も可能です。

またタイトルを自分で変更した場合、そのタイトルのノートが作られ、以降そのタイトルで入力したものは全てそのノートに纏められるため、マインドメモなどとしても使用可能です。

私は日記の他に、起きた直後に夢を覚えていたら、夢の内容も書くようにしています。
それでもすぐに忘れますが。

ノートブックはデフォルトではPosteverというノートブックが作られ、そこにノートを作っていくことになります。(変更可能)

もちろん欠点もあります。
あくまでこのアプリはEvernoteへの投稿アプリなので、後から閲覧したり編集するときに使うのは公式のEvernoteアプリです。
よって少し重くて使いづらいですし、画像を一つのノートにたくさん貼ると読み込みに時間がかかります。
一応、設定から送る際の画像の事前リサイズが設定できますが。
また、カレンダー形式で画像のサムネイルを見るなどもいったこともできません。

ですので日記を書いて頻繁に見返す人には向いてないかもしれません。
日記というほどじゃないけど、その時々のコメントや写真を残しておきたい、たまに振り返りたい、という人に向いていると思います。

以前はEvernoteの閲覧専用のアプリがあったのですが消えてしまいました。

ちなみにPostever2ってことは1もあるじゃないかと思った人もいるかもしれませんが、1は公開停止されています。
各アイコンが上にあって操作しづらかったり、Posteverからカメラが起動出来なかったりするので、Postever2の方が使いやすいです。

注意点
Evernoteに投稿するのですが、オフラインではどうなるのかというと、投稿したときネットにつながってないと投稿内容を保存しておき、ネットに繋がると投稿してくれます。
ただ複数投稿してもちゃんとネットに繋がったときに投稿してくれるのですが、時刻がネットに繋がって投稿したときの時刻になってしまいます。
また、投稿の順序が逆になってしまいます。
ですのてオフライン時にはあまり使わない方がよいかもしれません。